ADHD傾向のある方にもおすすめな情報管理を一括できるツールである「Notion」。
今回の記事は応用編ということで、「Notion」で読書記録を作成する方法について解説します!
この記事を読むと、Notionのなかで上の画像のような読書記録を作成することができるようになります!
Notionで読書記録を作るメリット
ADHD傾向と読書記録
読書した本の内容を覚えておくために整理しておきたいけど、
何をどこに整理したかわからなくなることが多い…
文字ばかりだとぱっと見てわかりにくいから継続しにくい
ADHD傾向による不注意があると、頭の中での情報整理が難しく感じやすいです。
そのため、読書記録を作成しようとしても、思い立った時は高いクオリティで作成できても継続しないことがしばしばあります。
また、紙媒体や複数のアプリで管理すると、情報の所在がわからなくなりがちです。
- 高いクオリティや複雑な操作では継続が難しい
- 紙媒体・複数アプリによる管理は所在がわからなくなる
- ぱっと見てわかる直感的な仕様でないとやる気がわかない
不注意傾向の情報管理全般について知りたい方はこちらの記事をどうぞ!!
読書記録にNotionを使用するメリット
Notionではテーブルビュー機能を使用することで、先ほどの画像のようなぱっと見て読書内容や現在のステータスなどがわかるような読書記録を作成することができます。
さらに、テーブルビューで一覧を確認できる画面と、各本の詳細のノートをリンクさせることで、簡単にアクセスすることが可能となります。
- 直感的に操作できる読書記録を作成可能
- 読書記録のリストから各本の詳細のノートへリンクを飛ばすことができる
- 自由なカスタマイズが可能で、プルダウンのみでも十分な読書記録ができる
その他、Notionのメリットについてはこちらの記事をご参照ください!
Notionで読書記録を作る手順
- ぱっと見てどの本かわかる
- 操作も簡単で使いやすい
- 詳細にもアクセスしやすい
今回はジャバが実際に使用している読書記録の作り方を解説していきます!
表紙 | タイトル | ステータス | 要約と一言 | カテゴリー | スコア | 日付 |
表紙の画像 | 本のタイトルと 子ページへのリンク | 読書の状態 | 本のジャンル | 自己 評価 | 読書記録を更新 した日時 | |
ファイル& メディア | タイトル | ステータス | テキスト | マルチ セレクト | セレ クト | 最終更新日 |
今回紹介する読書記録は上のようなシンプルな構成となっています。
カスタマイズも簡単なので、実際の自分に必要なテーブルを用意しましょう。
テーブルビューの挿入〜タイトルまで
テーブルビューの挿入
まずは無題のページを開き、空白の段落で+を押して、「データベース→テーブルビュー」を選択します。
テーブルビューを挿入するとこのような状態になります。
表紙の作成
続いて、表紙を作成します。
ぱっと見て直感的に整理できるようにするために、表紙の画像をテーブルビューに挿入する方法を採択しています。
まずはテーブルビューのタグ(*初期配置)の横にある+を押して新しいプロパティを選択します。
表紙の画像を挿入するために、「ファイル&メディア」を選択します。
実際に表紙の画像を入れ込む際には、表紙のセルをクリックして、画像のアップロードをします。
*無料版のNotionでは、一度に5MBまでの画像しかアップロードできませんので注意してください。
ステータス〜カテゴリーまで
ステータスの作成
次にステータスを作成します。
今回例示した「ステータス」とは以下の内容になっています。
ステータス = その本の読書の状態を記録する
- 未読 : まだ読書を始めていない段階
- 読書予定 : 読書を開始する予定の段階
- 読書中 : 現在読書している最中の段階
- 読了 : 読書が終了している段階
- 再読 : もう一度読書をしようと考える
今回はこの5つの段階を設定しましたが、自由にカスタマイズすることができます。
- テーブルビューの右端にある「+」をクリックして、新規プロパティを追加する
- プロパティを「ステータス」に設定する
- 画像のような状態が表示されるため、未着手・進行中・完了の3段階に対応するようなラベルを設定する
- ラベルの色を変えるとわかりやすい
要約の作成
要約と一言に関しては難しい操作も必要なく作成可能です。
- テーブルビューの右端にある「+」をクリックして、新規プロパティを追加する
- プロパティを「コメント」に設定する
カテゴリーの作成
続いてカテゴリーを作成します。
今回例示する読書記録での「カテゴリー」とは以下の内容になっています。
カテゴリー = 本のジャンル
カテゴリーに関しては、実際に読む本のジャンルやどのように整理したいかで変わりますので、項目についてはご自身でカスタマイズされるのが良いでしょう。
- テーブルビューの右端にある「+」をクリックして、新規プロパティを追加する
- プロパティを「マルチセレクト」に設定する
- 各項目のラベルを設定する
スコア〜日付まで
スコアを作成する
スコア = 本の自分なりの評価(今回は☆で表現)
- テーブルビューの右端にある「+」をクリックして、新規プロパティを追加する
- プロパティを「セレクト」に設定する
- 各項目のラベルを設定する
日付(最終更新日)を作成する
最後に、日付を作成します。
ここでいう日付とは「最終更新日」を表すようにしていますが、他にも「作成日」などいろいろなジャンルがあるため用途に合わせて設定すると良いでしょう。
- テーブルビューの右端にある「+」をクリックして、新規プロパティを追加する
- プロパティを「最終更新日」に設定する
読書記録を使ってみる
これまでの手順で上の画像のような読書記録が作成できているはずです。
では、実際の使い方について説明していきます。
まずは空欄になっているタイトルのところをにマウスを置き、「開く」をクリックします。
右側に子ページが表示されるので、子ページで読書記録を作成していきます。
下の方は空欄となっており自由に編集できるため、メモ書きなども可能になります。
まとめ
この記事では、Notionで簡単かつ整理しやすい読書記録の作成手順について解説しました。
自由度高くカスタマイズできるため、ご自身の目的に沿ってカスタマイズすることをおすすめします。
ホーム画面にリンクを貼ることで、さらに活用しやすくなりますよ!
ホーム画面の作成に関しては、こちらの記事をご覧ください。
コメント