読書をするのは楽しいけれど、読んだ本の内容を記録したり、重要な箇所をメモしたりするのが面倒くさいことってありませんか?
また、読書の進捗を管理するのに効果的な方法が欲しいと思うこともあるかもしれません。
読んだ本をまとめて置かないと、内容が頭に残らない!
でも、雑多に読書記録をつくっても続かない…
そんな読書家の皆さんにおすすめなアプリが、「GoodNotes5」です。
GoodNotes5はデジタルノートアプリであり、書籍やPDFを電子化して管理できる便利なツールです。
この記事では、Good Notes5の基本的な使い方から、読書記録の作り方と効果的な読書管理術について解説していきます!
この記事がおすすめな方
・紙のノートでは整理が難しい経験をされたことのある方
・Good Notesを使用したい方
・学習や読書にiPadを活用したい方
・効果的な読書管理を実践したい方
GoodNotesの基本的な使い方の解説
Good Notesとはどんなアプリ?
Good NotesはApple iPad App for the year 2022に選ばれるほど人気なデジタルノートアプリです。
紙のノートだと何がどこにまとめてあるかわからなくなっていた自分にとっては、学生時代に戻れるなら、紙のノートの代わりに学生生活でぜひとも利用したいアプリNo1です。
【Good Notesの特徴】
① 買い切り型のノートアプリ
② デジタル化の手軽さ
③ 手書き機能とテキスト機能を組み合わせたノートが作成できる
④ 作成したノートの整理と検索が簡単にできる
⑤ 複数デバイス間での同期ができる
買い切り型のノートアプリ
まずユーザーの方におすすめできる最大のポイントが、「Good Notes5(最新版)」は、月額〇円というサブスクリプション型ではなく、買い切り型のアプリであることです。
1500円の買い切りで、機能が無制限に利用できる!
しかも、お値段は破格の1500円となっており、月額換算すると年間で月額125円というサブスクリプション型であっても非常にお得な値段となっています。
無料版では手書き認識(手書きした文字をテキストに変換する機能)は利用できませんが、ノートブック3冊までは作成できます。
デジタル化の手軽さ
Good NotesはPDFをデジタル化して保存できます。
Power PointなどもPDF化して注釈などを書き込めるため、授業や勉強会などで活用がしやすいです。
紙のノートよりも持ち運びが簡単で、スペースもタブレットひとつ分でOKとなります。
手書き機能とテキスト機能を組み合わせたノートが作成できる
Good Notesの最大の特徴は「手書き機能の使いやすさ」にあり、手書き文字を認識する技術が高いため手書きからデジタル化を進めることができたり、手書きのままノートを作成することもできます。
ノートを作成するときにも、手書きメモとテキスト入力を組み合わせることができます。
たとえば、手書きでアイデアを図示し、重要なポイントをテキストで追記するなど、自分なりの工夫でより見やすいノートを作成できることが利点です。
作成したノートの整理と検索が簡単にできる
GoodNotesはノートをカテゴリー分けし、タグ付けして整理できます。
また、検索機能を使って特定のキーワードやフレーズを素早く見つけることができます。
複数デバイス間での同期ができる
Good Notes5では、iOSとMacOS間で同期が可能です。
つまり、iPhone・iPad・Macの複数デバイスを超えて活用することも可能です。
Apple userの方にはかなり有用といえます。
Windowsには非対応なので、Windowsユーザーの方は要注意です!
Good Notesの使い方
アプリのダウンロード
現状ダウンロードが可能なのは「GoodNotes5」です。
公式サイトあるいはApple Storeからダウンロードできます。
買い切りは1500円ですが、無料でも3冊まではノートを利用できます。
そのため、まずは無料版でノートを作成してみて、自分に合っていると感じたら有料版にアップグレードするのがおすすめです。
ノートの作成と整理
「Good Notes5」の使い方について実際の読書記録を見せながら説明します。
新しいノートを作成するには、「+」ボタンをタップし、タイトルやカテゴリーを設定します。
たとえば、「読書記録」というフォルダを作成して、書籍のタイトルをつけた新しいノートを作成すれば、画像のような読書記録の一覧を概観するページを作ることができます。
ノートの整理は、長押ししてドラッグ&ドロップすることで簡単に行えます。
「+」ボタンをタップすると、画像左下のようなリストが表示されるため、「ノート」を選択すると新しいノートの作成が始まります。
読書記録の場合は、各書籍の表紙の画像を「表紙」とすると直感的に整理がしやすいです。
ちなみに、「読み込む」でPDFをそのままノートとして保存できるため、講演会の資料やPDF化した書籍などを読み込む際には活用しましょう。
ノートの書き方
画像の右上の「ペンマーク」をタップすることで、ノートを編集するためのツールバーが表示されます。
ツールバーを左側から見ていきましょう!
- 手書き:ペンシルで手書きができる
- マーカー:マーカーで線を引ける
- 図形の挿入
- なげなわツール:簡単に選択ができるようになる
- テキスト:テキストボックスを挿入してテキスト入力ができる
ノートの内容は、表紙の次に、簡単な要約を書くようにしています。
表紙 → 本の表紙の画像を使用することでパッと見てわかりやすく
要約 → 本の特徴がわかるように1ページでまとめる
各ページ → 本の章立てごとに重要な部分を抜き出してテキストで入力する。自分の感想や主観などは手書きで記載するとメリハリがついてわかりやすい。
ノート内にハッシュタグで分類をしておくと、後で検索する際に活用しやすいのでおすすめです。
検索すると上の画像のように、快適に検索結果が表示されて便利です。
Good Notes5で読書記録を活用する方法
Good Notes5で読書を管理するメリットとデメリット
Good Notes5と紙のノートの違い
Good Notes5と、紙のノートの違いを簡単にまとめてみました!
【Good Notes5】
・iPad1台の持ち運びで作業ができる
・PDF化した既存の書類を簡単に利用できる
・検索が簡単
・修正が簡単
・紙のノートより重い
・充電が必要
・ペンやマーカーのバリエーションは一定
【紙のノート】
・ノートが複数必要になることがある
・既存書類の活用には切り貼りが必要
・検索が難しい
・修正が難しい場合がある
・iPadより軽量
・充電が不要
・ペンやマーカーのバリエーション豊富
情報の整理と検索の手軽さの観点からはGoodNotesに軍配があがるかな
Good Notes5で読書記録を作成するメリットとデメリット
・手書きとテキスト機能が利用できる
・検索機能が充実していること、フォルダ管理がにより整理と検索が簡単
・印刷も可能
・バッテリー消費とデバイスへの依存
・Windowsやアンドロイドは非対応
・データでの管理はデータが消去する可能性がある
メリットとデメリットを並べてみても、デメリットはほとんどのアプリケーションが抱えるものと同じ内容になっているかと思います。
反対に、一番のメリットは「情報管理のしやすさ」となります。
フォルダによる管理、手書き認識・テキストの検索、画像やPDFの利用しやすさが、読書記録作成の作業をスムーズにするほか、振り返りをしやすい読書記録を作成できることがおすすめポイントです。
Good Notes5で読書を管理するときのポイント
最後に、「Good Notes5」で読書を管理するときのポイントをいくつか説明します。
有効なテンプレートの活用
「Good Notes 5」では既存のテンプレートのほかに、色々な方が作成したおしゃれなテンプレートをダウンロードすることで効果的な読書管理ができます。
ネット上で「GoodNotes5 読書記録 テンプレート」と検索するとかなりヒットしますが、imayariさんの作成されたテンプレートがわかりやすくておすすめです。
また、自分でもテンプレートの作成は可能なので、自分好みにカスタマイズすることもできます。
リンクを共有する
筆者の場合は、読書記録の管理を「Notion」でも行っているので、Notion内の読書記録にGood Notes5で作成した読書記録のリンクを貼りつけて、Notionからでも簡単にアクセスできるように動線を確保しています。
リンクを共有することで複数人での共同作業も可能になるメリットもあります。
このように、自分が情報管理のメインとしているアプリを連携させると管理がさらに楽になりますね。
まとめ
この記事では、Good Notes5の基本的な使い方から、読書記録の作り方と効果的な読書管理術について解説しました。
「Good Notes5 」では、手書き機能とテキスト機能の両方用いることで事実と主観のメリハリがつきやすいこと、検索が簡単にできることから、読書の内容を頭に定着させるために重要な振り返りが容易になります。
iPadやiPhoneなどのデバイスがないと使用できないことやWindowsやアンドロイドで対応しないこよなどのデメリットはありますが、紙のノートと比べて情報管理に優れています。
読書数を効率的に増やすには「kindle unlimited」がおすすめです!
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